Method for Old Masters
01

Primordial Mt.Fuji / 2013 / 987x1597mm / acrylic and silicone on MDF panel

01
01

Method for "Namiura" -Structure and power- / 2014 / 257x379mm / acrylic and silicone on MDF panel

01
01

Method for "Namiura" -Structure and power- / 2014 / 257x379mm / acrylic and silicone on MDF panel

01

Method for Hokusai
葛飾北斎の「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」における構造的なアプローチの背景には、「フィボナッチ数」が生み出す黄金比率の他に、日本の風土に根ざしたアニミズムの影響が現れている。それが多極中心構造(多数の視点の介在)である。北斎は幾何図形を用いた作図法、西洋の生んだ一点透視図法と、日本独特の多極中心構造を融合させることで、西洋と東洋の精神性を共存させることに見事に成功している。
そうした観点を踏まえながら、現代における、私の手法においての「神奈川沖浪裏」を蘇らせた。作品は、北斎の辿ったアプローチを解体し、構造的に現代のアニメやスーパーフラットに連なるレイヤー構造、多極中心構造、フィボナッチ数列による画面の再構築を試みている。北斎が東洋と西洋の混交を画面上にて果たしたように、東西の思想的断絶や、権力構造と芸術の関係性といった前時代的な諸概念を超克したいと考えた。

Copyright © Yasuo NOUMRA. All rights reserved.